東西南北

　１月はまとまった雨が降ったサンパウロ州。結局、カンタレイラ水系の同月の降水量は３９３ミリで、過去１０年で３回しかない４００ミリ到達はもう少しのところで逃した。それでも同水系の水位は未開水域分を除いても６０％を超えた。同水系の水位が未開水域分を除いて０％に戻ったのは、２０１５年の大晦日の前日だったので、１年と１カ月でここまで盛り返したことになる。２月に関する予報は、先月に続いて引き続き強い雨が降る日が続きそうとのこと。既に南部からサンパウロ州に向けて寒冷前線が上がってきているのも確認されている。くれぐれも、洪水や土砂崩れなどの災害が起こらぬよう望みたい。
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　１月２９日、サンパウロ市東部イタケーラのジャクー・ペッセゴ大通りで、企業家のアジウソン・ダ・シウヴァ・アラウージョさん（３９）が妻と自動車に乗っていたところ、２人組の強盗に襲われ、銃弾３発を浴びて死亡する事件が起きた。アジウソンさんは手を上げて無抵抗を示したが、手を下げてトランクをあけようとした際に撃たれた。また、撃たれたショックでアジウソンさんの足がアクセルを踏んだために自動車が動き始めたが、妻が必死に食い止めた。犯人は逃走中だ。
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　１月２４日に脳血管障害（ＡＶＣ）を起こし、サンパウロ市シリオ・リバネス病院で手術を受けたが、なおも入院中のルーラ元大統領夫人のマリーザさん。同病院が１月３０日に下肢の深い部分に重度の静脈血栓があるのが見つかったと発表した。予断を許さない状態は続いているが、３１日には脳内の状態が改善し始めたとも発表された。