日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が先月22日、この時期恒例の新年舞初めをカンピーナス文協会館で開催した。来場した約200人が伝統舞踊を楽しみ新年を祝った。
約35人が36曲目を披露した今回は、「松の緑」を勘悦子会主が踊り幕開けとなった。扇を片手に伝統的な長唄を踊り、春を感じさせる曲目に来場者からは大きな拍手が起こった。
最後の一曲では「浪花っ娘音頭」を6人で披露。明るく元気の良い曲で、会場の雰囲気も和やかに閉幕した。
公演を終えた勘悦子会主は、「何も食べられないほど忙しかったが、来場者の皆さんには喜んで帰っていただけたと思う。今年も沢山の人に公演を見て頂けて嬉しい」と喜びを語った。