国際交流基金が1月13日夜、リオ五輪にあわせ昨年7月14日~8月28日にリオ市で開催した美術展『コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術1950―1970』の報告会を、東京都の国際交流基金ホールで行なった。
会合には関係者61人が訪れ、構想から実現までの経緯、出品作品の紹介、また約3万6千人の入場者数を記録したことが伝えられた。
有識者討論会の時間も設けられ、同美術展の監督であるペドロ・エルバー氏、画家の中村宏氏、建築家の藤浦龍至氏が登壇した。
日伯の戦後美術や五輪を巡って大きく変化したブラジルの情勢ついてなど、様々な角度から発言があった。
またリオ五輪では、記念碑のような目立つ建築物が新しく建てられるなど、都市開発に対する五輪の影響力なども話題に上がった。