リオ市中心部の港湾地区にあり、リオ五輪のパブリック・ビューイング会場としても大いに賑わったマウアー広場に程近いマウアー埠頭(ピエール・マウアー)に、10日から15日にかけて、あわせて2万人以上の旅行者を乗せたトランスアトランチコ社の大型客船7隻が到着する。
3隻は長距離クルーズのために2日間しかリオに留まらないが、それ以外の4隻はカーニバルの期間まで留まり、リオの町を楽しむ。
昨年11月に始まった2016/17年のクルゼイロ・シーズン(客船をリオに迎える期間)中、リオでは93隻の大型客船を受け入れることになっており、船客ら35万人がリオを訪れると見られている。
国外旅行者をブラジルに迎え入れる旅行業者団体は、クルーズ船旅行者の1日1人あたりの経済効果は300ドルと見積もっている。
カーニバル期間の先頭を切って、10日の午前9時ごろにマウアー埠頭に到着したのは、乗組員を含めて3731人を乗せ、サンパウロ州サントス港から短期クルーズでやってきた船、ソブリン号だった。ソブリン号は同日夜にリオ州北部のブジーオスに向けて出航したが、13日にリオ市に戻ってくる予定だ。(10日付アジェンシア・ブラジルより)
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