1月~2月は固定資産税(IPTU)納付の時期だが、サンパウロ市役所が偽納付書に注意するように呼びかけていると16日付現地サイトが報じた。
サンパウロ市役所は納税者に、届いた納付書を注意深く分析し、以下の手順を行うように求めている。
(1)記載されている情報を過去の納付書と比較し、情報や金額を確認する。(2)市役所のサイトhttp://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/financas/servicos/iptu/でConsulta IPTU 2017 をクリックし、正確な金額を確認する。(3)Reajuste do IPTUの表記の有無を調べる。それがあれば偽納付書なので払わない。
サンパウロ市役所はまた、下段のバーコード部分の右肩にFICHA DE COMPENSAÇÃOの文字が入っているものや、振込用紙上部の銀行番号などの記載欄に40桁以上の数字が並んでいるものも偽物なので、注意するよう呼びかけている。「FICHA DE COMPENSAÇÃO」の文字や「40桁以上の数字」は、通常の振込み用紙に見られる特徴だ。
さらに、納税者が偽サイトに誘導されないように、「2a via IPTU」(「IPTU納付書再送付」の意味)でインターネット検索をしないようにとも呼びかけている。
疑問がある場合は、Eメールでni@prefeitura.sp.gov.br宛に問いあわせるか、http://www.prefeitura.sp.gov.br/iptuで納付書の再発行を申請するようにとサンパウロ市役所は呼びかけている。