ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

《ブラジル、パラー州》国道163号線が3週間ぶりに一部開通=遅々として進まぬ舗装工事

 【既報関連】ブラジル運輸省の輸送インフラ局(DNIT)が1日夜、パラー州南部で3週間ほど前から通行不能となっていた国道163号線の部分開通を認めたと2日付G1サイトが報じた。
 全長3467キロの国道163号線は、パラー州からリオ・グランデ・ド・スル州までを結ぶ陸上輸送の大動脈だ。だが、パラー州内の未舗装部分が2月の大雨でぬかるみ、大豆やトウモロコシを載せて同州内の港に向かうトラックや積荷を降ろして戻るトラックなど約3千台が、同州内で身動きがとれなくなっていた。
 1日に通行許可が出たのはマット・グロッソ州方面行きの車線で、待機トラックの列は多少短くなり始めたという。
 DNITは現在、ミリチトゥーバ港やサンタレン港方面に向かう車線開放に向けた努力を続けているが、開放までの間は待機トラックの運転手への水や基礎食料品セットの供給を継続する。
 ブラジル植物油工業会は、輸送が滞っている事による損失は1日120万レアル(約40万ドル)に上るとしている。
 DNITによると、国道163号線は、パラー州内の1006キロ中100キロが未舗装だ。16年中の舗装距離は20キロで、今年は60キロの舗装を行う予定だという。同州内の舗装完了は18年の見込みだ。
 この夏のアマゾン森林地区の降水量はここ10年間で最大で、同州でも8市が、今年に入ってから非常事態を宣言している。同州知事は、同州南西部の国道163号線1296キロ地点~1344キロ地点閉鎖で孤立したトライロン市内5地区の住民への特別対応も命じた。
 DNITによると、好天に恵まれ、サンタルジア~ベラ・ヴィスタ間の約37キロの状況が改善すれば、国道163号線は3日に全面開通となる見込みだという。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button