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《ブラジル飲料大手》Ambev社が創業以来初の純利益前年割れ=「社の底力に自信」と声明
ブラジル飲料大手のAmbev社が2日に発表した2016年の純利益は、1999年の創業以来、初の前年割れとなったと2日付現地サイトが報じた。16年の純利益は456億300万レアルで、前年比2・4%の減少だった。
Ambev社のブラジル国内部門は昨年、前年比5・2%減の249億5500万レアルの純利益をあげた。国内での「金利・税金・償却前利益」(EBITDA)は、前年比19・7%減の113億2100万レアルだった。
「16年は当社の歴史上、最も困難な年の一つだった。国際市場における堅固な成長も、ブラジル内での低迷に影響を受け、国外市場、国際市場を合わせた結果は、EBITDA6・9%減だった」とAmbev社は市場向けにメッセージを出した。
Ambev社は、国内市場が不振だった原因は、「州税の上昇や政治の不透明感、失業率上昇による一般消費者の購買力低下」とみている。
Ambev社はさらに、「これまでも、そして今後も、長期展望に立ったブラジル市場の成長に疑いの余地はない。ただ、現況のブラジルが直面している経済危機を見るに、当社の売上が若干伸び悩む時期があっても仕方ない。もちろん、当社の本質的な経営体力からして、16年の結果に満足はしていない」と続けた。
Ambev社は慎重さを保ちながらも、2017年のブラジルのビール市場について、特に7月以降の下半期に関して、楽観的な予測を示した。
Ambev社は、今年上半期に売れた商品の生産原価が二桁%上昇することと、下半期もその水準を保ったまま成長することを望んでいる。