5ページにあるようにJICA日系研修で防災対策を学ぶため、訪日した佐野軍警少佐。日本の警察に欠かせない捕具「刺又」のブラジル導入にも力を入れており、現在、試験段階にあるそう。「刺又」は江戸時代に作られ、U字型の金具に長い柄をつけたもので、相手の首や腕を押さえつけて動きを封じ込める。日本では小学校の職員室にも設置してある。「刺又」は暴れる犯人の安全な捕獲ができる画期的な道具だが、犯人が銃を持っている場合は役立たない。とはいえ、デモやサッカー観客の乱闘の際など、素手で暴れている相手の場合は役に立ちそう。日本の時代劇によくある「御用だ!」と刺又を突き出す光景が、ブラジルでも見られるようになる?!