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ヤクルト、SC州に新支社=南部3州でサービス強化へ

 ブラジルヤクルト商工株式会社(島田永眞代表取締役)がサンタカタリーナ州サンジョゼ市に新支社を設立した。1月31日付ジアリオ・カタリネンセ紙が報じている。
 根元篤副社長によると新支社は、地元のスーパーや小売店への製品受け渡し等顧客対応サービス向上のため設立された。「フロリアノポリス大都市圏での業務拡大により、顧客の要求に速やかな対応が可能」と語った。
 今回の新支社を加え、サンジョゼ・ドス・ピニャイス(パラナ)、イタジャイー(サンタカタリーナ)、ポルト・アレグレ(南大河)と、ブラジル南部3州に4つの支社を持つことになった。また、同州ラージェス市に工場を所有しジュースや香料を生産。サン・ジョアキン市には林檎の農場もある。
 昨年、南部の乳酸菌飲料の売り上げは全体の約8・5%を占めた。根元副社長は「パラナ、サンタカタリーナ、南大河の市場の重要性を示している」と考察した。