日本の文部科学省が次期学習指導要領の改訂案を公表し、「聖徳太子」という表現が消えることになったそう。日本で教育を受けた人は歴史の授業で必ず習い、1万円札でもおなじみだった。「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という文言を書いた人物であり、それがあるから日系人がよく使う「ソル・ナッセンテ」という言葉がある。文部科学省によると「聖徳太子」は没後に使われるようになった呼称であり、今後は「厩戸王」と表記されるという。しばらくは聖徳太子も残すが、いずれは使われなくなるとか。日本では使われなくなっても、愛着のある表現だから、せめて日系社会では残しますか?
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ブラジル岐阜県人会便り306号によれば、「第3回県人会杯ゴルフコンペ」が1月22日にPLゴルフ場で開催され、珍プレーで盛り上がったとか。《パー4の第一打がドックレッグの林に入り、なんとホールインワン??? 実は、木の株の穴にホールイン! これは、ありえないと記念撮影》とのこと。当日参加した13人の中には、ジャパンハウス施工に来ていた中島工務店の職人4人も。やはり木とは馴染みのいい木工職人が参加していたので、「木の株にホールイン」の珍事が起きたのか。来年、同県人会は移住105周年、県人会創立80周年、農業高校生ブラジル実習派遣団40周年という節目を迎えるだけに、「ホールインワンの勢い」で式典の準備も進めたいもの。
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野球世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシックが6日に開幕。韓国―イスラエル戦がソウルで行なわれ、イスラエルが延長戦を制し勝利した。同国はブラジルが予選で、0―1で負けた相手。準優勝したこともある強国・韓国を、惜敗した相手が下したことはブラジルにとっても刺激になるはず。次なる目標、五輪出場に向けさらなる鍛錬を!