茨城県常総市で「幸せの黄色い花 イペー咲かそうプロジェクト」が推進されている。市内在住のブラジル人との友好交流、2015年9月に起きた「関東・東北豪雨」の水害からの復興のシンボルとして、市内の公共施設等にイペーが植樹されるそうだ。日本国内にブラジルの花が咲く木を広めることを目的とする「花咲爺の会」が協力しているそう。ちなみにイペーは通称で、本当の名前は「Tabebuia」。1978年の法令6507で「ブラジルの国花」に制定された。ブラジルには日本移民が無数の桜を持ち込んだ。日本では茨城県のデカセギと支援団体を中心に、イペーの普及が進むか!?
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10日付本面「皇居の勤労奉仕団を募集」記事中、紛らわしい表現があったので補足説明する。《参加費は航空運賃、宿泊費など3080ドルとその他費用》とあるのは、航空運賃に加えて、さらに日本国内旅費など3080ドルが必要になるという意味。つまり3080ドルに飛行機代は入っていない。さらに《(非会員は入会金の支払いが必要)》という部分は削除する。普通は立ち入ることが禁じられている皇居の奥の方まで見ることができる、実に珍しい機会だ。普通の観光旅行では足を運べない別世界であり、日本文化や歴史に興味のある人なら、世代や国籍に関係なく、意義深い体験になるのでは。
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