サンパウロ市交通公社(CET)がこのほど、2014~16年にチエテとピニェイロスの両マルジナルで起きた死亡事故の場所と時間帯のデータを発表した。チエテでは43件、ピニェイロスでは35件の死亡事故が起きている。チエテではアリカンドゥーヴァ橋~タトゥアペー橋間の12件が最多で、アティリオ・フォンターナ橋周辺の7件がそれに続く。ピニェイロスではジャグアレー橋~シダーデ・ウニベルシタリア橋とアリ・トーレス橋~エスタイアーダ橋の各6件が最多で、ジョアン・ジアス橋周辺(インテルラゴス方面行き)の5件がそれに続いている。こうしたデータをドリア市政での対策に生かしたいところだ。
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サンパウロ市軍警は10日、昨年1年間の市内のショッピングセンターでの強盗や窃盗被害のデータを発表した。強盗発生件数1位は東部のメトロ・イタケラの17件で、メトロ・タトゥアペー(7件)、セントラル・プラザ(5件)と東部が続いている。強盗部門で4位のアリカンドゥーヴァは、窃盗発生件数も113件でダントツの1位だ。2位はメトロ・イタケラ(73件)、3位にタトゥアペー(70件)と続く。強盗96件中30件は駐車場で起きている。
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10日未明、大サンパウロ都市圏サンベルナルド・ド・カンポのハンバーガー・チェーン、マクドナルドの駐車場で若いカップルが銃で撃たれる事件が起き、22歳男性が即死、恋人で21歳の女性は病院に運ばれ、一命を取り留めた。マクドナルドでは8日にも、サンパウロ市西部ピニェイロスで侵入強盗を市警が射殺する事件も起きた。流れ弾に当たったり、事件に巻き込まれたりしないよう、注意が必要だ。
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