大手テレビ局のグローボによる午後6時台のノベーラ(帯ドラマ)「ソル・ナッセンテ」に、サンパウロ市在住の清原エミリア・マスミさん(62、二世)が日本人役で出演した。
清原さん演じるサチコは、一人息子アキラの結婚のため来伯したという日本人。結婚式で初めて対面するという嫁のヒロミに対し、快く思わないという繊細な役どころを演じた。既に放映された出演シーンでは結婚初夜の際、息子夫婦の間に強引に入って就寝する母をコミカルに演じ、お茶の間に笑いを届けた。
元々は「恥ずかしがり屋な性格を変えたかった」との理由で、文協での演劇教室に通い始めた。徐々にその魅力に引き付けられ、2013年には同局のノベーラ「アモル・ア・ヴィダ」にも、東洋街の着物店店主役で役者デビューしていた。
清原さんは「演劇はたくさんの喜びと感動を与えてくれる」と語り、「これからも勉強、稽古を続け演技力を磨いていきたい」と力強く語った。
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