先日来社したブラジル珠算連盟の斉藤良美会長が「全国珠算新聞」1月1日号を置いていった。それを読んでいたら、日本には暗算検定試験というものがあり、なんと6歳11カ月で最高位の「十段」に合格した天才少年の記事があった。過去の関連記事を調べてみると、暗算十段の試験は、掛け算、割り算、見取り算の三っつで、それぞれ40問、制限時間は各3分のみ。問題には4けた同士の掛け算や、8けたと4けたの割り算などが含まれ、合格するには1問につき、平均3秒もかけずに解く必要があるとか。つまり「8けたと4けたの割り算」を暗算でたった3秒でやることの繰り返しだ。その能力を6歳11カ月で習得するのだから、これはスゴイ。日系コレジオや日本語学校でも、ぜひ導入してみたら?
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1910年の今日は、日本の農芸化学者・鈴木梅太郎が、米ぬかからビタミンB1を取り出すことに成功した日だ。「オリザニン」と名づけて脚気の特効薬として日本では広められたが、世界に知られることはなかったとか。同じ物質の研究をしていたポーランドの科学者カシミール・フンクが「ビタミン」と命名した。とはいえ、同じ物質を研究していた、さらに別の学者にノーベル賞は持っていかれたとか。飛行機の発明者は、米国のライト兄弟か、ブラジル人のサントス・ドゥモンかという競争とすこし似ている? ちなみにドゥモンは今年、初飛行から111周年。
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