15日、ブラジルでは社会保障制度改革に反対するデモが全国に拡大、その一方でオデブレヒトのデラソンに基づいた検察庁によるラヴァ・ジャットの捜査開始要請が起こっている。連邦政府としては国の経済立て直しのために何とか財源を確保したいところだろうが、現在の閣僚もそれなりの数関わっているラヴァ・ジャットの捜査開始要請が重なっては、「社会保障を切り崩さないと金はないというのは本当のことなのか」となるのは仕方がないところか。ただ、不況脱出のための建設的な議論が国民から実際に起こっているかどうかとなると、そこも微妙なところ。混乱が前向きに収まるとよいのだが。
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ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は、サンパウロ市の地下鉄2号線を民営化する意向だという。民営化ということになれば、現在すでにその形態で運営されている4号線に次いで、同市では2線目の民営化となる。ブラジルでは古くから、こうした公共の交通機関は「国のもの」という考え方があるため、スムーズにことは運ばないかもしれない。だが、今回のストのように州公社が運営する地下鉄が機能しない際に、管轄外の4号線が動く便利さを味わうと、もう一線、民営の路線が欲しくもなる。
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15日のサッカーのリベルタドーレス杯、パルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケでの対ホルへ・ウィルステルマン(ボリビア)戦を、苦しみながらも1―0で振り切った。これでパルメイラスは勝ち点4で、第5組の首位に立った。次戦は4月12日としばらく間隔が空くから、その間にサンパウロ州選手権を着実に勝っておきたいところ。
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