20日よりサンパウロ市で、第4回パラ・パンアメリカン・ユース大会が開幕した。これは南北アメリカ大陸諸国の、21歳以下の障がい者スポーツ大会だ。
20カ国から、13歳から20歳までの障がい者スポーツの選手たち800人が集う同大会は25日まで行われる。
同大会組織委員会ディレクターのエジウソン・アウヴェス氏は、「この大会は今年のブラジルで開催されるスポーツ大会の中でも主役級のイベントだ。ブラジルは、過去2大会にわたって、メダル獲得数1位だった。多くの才能ある選手たちを世に出せるので、開催にとても満足している」と語った。「コロンビアもアルゼンチンもメキシコも、障がい者スポーツにおいて、若い世代の選手が伸びてきている。競争が激しくなれば、この地域全体のレベルアップが促される。それでも、ブラジルがメダル獲得数1位になると信じている」と言葉を続けた。
競技はサンパウロ市南部の、ブラジル・パラリンピック・トレーニングセンターで行われる。
種目は、陸上、ボッチャ、5人制サッカー、7人制サッカー、ゴールボール、柔道、重量挙げ、水泳、卓球、シッティングバレー、車イスバスケ、車イステニスの計12種目だ。大会のマスコットは、ブラジル特有の大西洋岸森林保護地域に生息するメスのホエザルだ。
20日午後6時には市内北部アニェンビーの西パビリオンで開会式が行われる。
開会式には、陸上のヴェロニカ・イポリトや、柔道のアラーナ・マウドナードなど、昨年のリオ・パラリンピックでメダルを獲得した選手たちも参加する。(20日付アジェンシア・ブラジルなどより)
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