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4月より肉類が値上げ=ICMS免除の終了で

 4月1日より、サンパウロ州内では牛肉、豚肉、鶏肉が値上がりする。30日付現地紙が報じている。
 現在、大手精肉会社の不正疑惑で国の内外を大きく揺らした「カルネ・フラッカ作戦」が話題を呼んでいるが、今回の値上げは同作戦の影響や不正防止対策によるものではなく、2009年から行われていた商品流通税(ICMS)の免除が正式に終わるためだ。
 ICMSの免税終了により、卸や肉屋、スーパーマーケットには11%ほどの課税が行われることになるという。ただ、購買の際に4%の値引きが行われるため、消費者への販売価格はもう少し安くなるという。
 カルネ・フラッカ後は、ただでさえ消費者が食肉購入に慎重になっているだけに、値上げの影響は少なくなさそうだ。