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スポルチかフラメンゴか?=「因縁の87年」の真の全国選手権勝者は?

 「1987年の真のリーグチャンピオンはどのチーム?」―。この問題はブラジルサッカー界で長らく議論の的となっていたが、また、再燃の兆しが出てきた。
 ことの発端はこうだ。1987年、ブラジルサッカー連盟(CBF)と、コリンチャンス、パルメイラス、サンパウロ、サントス、フラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴ、ヴァスコ・ダ・ガマ、クルゼイロ、アトレチコ・ミネイロ、グレミオ、インテルナシオナル、バイアの国内主要13クラブがリーグ運営方法を巡って対立、13チームがリーグを脱退して独自の大会コパ・ウニオンを行った。
 CBFも13チームを抜いた形でその年の全国選手権を行い、ペルナンブッコ州のスポルチが王者となった。
 13チームはCBFと和解し、翌年には通常通りの全国選手権に戻った。
 その後、スポーツ裁判所は1994年に87年の王者をスポルチだと認定。だが、2011年にCBFは「スポルチとフラメンゴの2チームが勝者だ」とした。
 2014年、最高裁は87年の王者をスポルチだとする判決を下したが、これを不服とするフラメンゴは2016年に上告した。
 同件に関する裁判は最高裁第1班が担当しているが、報告官のマルコ・アウレーリオ・メロ判事が16年8月2日にフラメンゴの言い分を却下する票を投じた後、ルイス・ロベルト・バローゾ判事が内容の見直しを求めて審理が中断。今月5日に同判事が審理再開を認めたため、再び、投票が始まることになった。
 同件では今後、バローゾ判事の他、ルイス・フックス、ローザ・ウエーベル、アレッシャンドレ・デ・モラエスの3判事が票を投じることになっている。
 スポルチは全国選手権の1部と2部を行ったりきたりの典型的なエレベーター・チームで、87年の優勝は同クラブにとっての誇りだ。他のクラブのファンからも「いつも87年のことしか言わない」とからかわれるのがひとつの伝統にもなっていた。
 一方のフラメンゴは2部降格経験のない、ブラジルで全国一の人気チームだ。最高裁での審理で、フラメンゴの訴えを却下する票を投じたアウレーリオ判事は大のフラメンゴ・ファンとして知られている。(5日付エストラ・グローボサイトより)

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