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 4日付本面「5県人会の第22回屋台祭り」の記事中に誤りがあった。滋賀県人会が出すのはてっきり「近江肉うどん」かと思っていたら、本当は「関西風しょうゆラーメン」だそう。20レで販売する。サンパウロ市のラーメンブームに新しく関西風が参入だ。レストランの料理は一年中食べることができるが、婦人部の〝お袋の味〟は、日本祭りや屋台祭りなど「一年に数回」しか味わえない。9日は家族や友人と一緒に出かけてみては?
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 ビートルズのジョン・レノン未亡人で、NY在住の日本人芸術家、オノ・ヨーコさんの展覧会「O CEU AINDA E AZUL, VOCE SABE」(空はまだ青い、あなたは知っている)がサンパウロ市ピニェイロス区のトミエ・オオタケ美術館(Rua Corope, 88)で開催中だ。5月28日まで、入場料12レ。10歳以下の子ども、60歳以上の高齢者などは半額。会場には来場者参加型の作品が並び、見て体験して楽しめる。オノさんは自身の服を観客に切らせたり、ガラスの壁に穴を開け、来場客に両側から鑑賞してもらうなど、前衛的な作品で有名。世界的に有名な日本人の作品を見に出かけてみては?
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 俳誌『朝蔭』第449号が3月に刊行された。《警官スト無法地帯化夏深し》(鈴木きゑ)を読んで、どこの町かと思ったらリオだった。深く納得。普通は「秋深し」と言いそうなところを、「夏深し」というのは、「無法の影が濃い」という意味だろうか。《スーパーの富有柿買う嬉しさよ》(佃千賀子)はアマゾナス州のボア・ビスタ在住者の作だ。きっと聖南西で生産された「サンパウロ州の秋の味」が飛行機で運ばれたに違いない。《蚊を打たむ電話のつづき生返事》(猪野ミツエ)からは、耳元を飛ぶ蚊が気になって、電話の声から注意が散漫になっている夏らしい光景が目に浮かぶ。