ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の定期総会が先月30日夕方、文協ビル5階の県連本部で行なわれた。経費が膨らむ日本祭りに、創立50周年事業もあった昨年度だったが、最終的に約22万レアルの黒字で終えた。
通常会計は収入約25万レアル、支出約27万レだった。創立50周年事業の影響で赤字となった。第19、20回日本祭りにおける昨年度の会計は、収入約367万レ、支出約343万レとなった。同祭の黒字は、企業ブース出展増が主な要因だったという。今年度の通常予算は収支ともに約21万レ。
主だった今年度の事業として9月に、「ふるさと巡りスペシャル」と題してポルトガルを訪れる。期日は9月17~22日。1人2980ドルから。
続いて監査役の選挙があった。県人会長退任にともない空いた正監査1人と補充員3人を選出した。最多得票の原長門さん(静岡)が正監査となり、次点の西山実(佐賀)、名和幸子(青森)、有北ジョルジ(奈良)3氏が監査補となった。
先立って行なわれた3月度の代表者会議では役員欠員のため、上園モニカ(鹿児島)、松下マルリ(兵庫)という女性2氏の補充が承認された。
質疑応答では「活性化を目指しているが活動実態は」との問いもあった。「若手日系人の起業家などを対象に、資産運用など経済セミナーで若者を呼んではどうか」といった意見があった。
議題に上がらなかった来年の移民110周年については、日本祭りでの記念式典開催の方針で調整中。
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