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サンパウロ市=ダッタフォーリャ調査で43%がドリア市長を支持=過去8人のサンパウロ市長で最高=「悪い」も上昇して20%に=18年はサンパウロ州知事選出馬説も

10日、アウキミン知事(右)と式典に参加したドリア市長(Diogo Moreira/A2img)
10日、アウキミン知事(右)と式典に参加したドリア市長(Diogo Moreira/A2img)

 ジョアン・ドリア・サンパウロ市長に関するダッタフォーリャの世論調査の結果が8日に発表され、就任3カ月の時点で、過去8人のサンパウロ市長の中で最高の支持率を得ていることがわかった。その一方で、不支持率も20%あり、18年の統一選挙では大統領選やサンパウロ州知事選へは出馬せず、市長に留まってほしいと望む声が多いこともわかった。8、9日付現地紙が報じている。

 今回の調査は6日と7日に、サンパウロ市民1067人に聞いたものだ。それによると、始まって3カ月を経たドリア市政について、43%が「よい/最高」と評価していることがわかった。
 この数字は、1989年に就任したルイーザ・エルンジーナ氏以降の8人のサンパウロ市市長の中で最高だ。これまでの最高は、マルタ・スプリシー氏が2001年4月に記録した34%で、その数字を9%ポイントも上回っている。
 ドリア氏は2月の同調査でも44%の支持を獲得。そのときは積極性や仕事の速さなどが評価され、それが続いていることを証明した。
 だが、その一方で「悪い」も20%と、前回調査の13%よりだいぶ上がっている。
 ドリア市長はこの不支持率上昇に関して、「労働者党(PT)支持者の反感を買ったのだろう」としている。同市長はこのところ、ルーラ元大統領に対し、18年大統領選出馬の話を中心に、厳しい批判を頻繁に行っていた。
 だが、9日付フォーリャ紙によると、ドリア市長が進めようとしている公園民営化に関して、市民の53%が反対と、賛成の42%を大きく上回る結果も出ていた。
 なお、インテルラゴス・サーキットやアニェンビのサンボードロモ、パカエンブー・スタジアムといった、民営化が有力視される大型施設に関しては賛成・反対は五分五分だった。
 また18年の動向に関しては、市民の55%がドリア氏に「市長を続けてほしい」と望んでいる。サンパウロ州知事選出馬支持は13%、大統領選へは14%で、任期終了を待たずにより大きな職に出馬することは望まれていないことがわかった。
 この件に関し、ドリア氏は当初、公約通りにサンパウロ市市長にこだわる発言を行っていたが、8日付エスタード紙でのインタビューでは、「アウキミン知事が望むのなら」との条件付ながら、サンパウロ州知事選への出馬をにおわせた。
 さらに10日付G1サイトでは、アウキミン知事が「ドリア氏が知事を引き継いでくれたら最高だ」と発言。ドリア氏に知事を後継させて、自らは大統領選出馬という、噂されているシナリオを裏付けた。

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