10日付アゴラ紙によると、サンパウロ市の高架橋では、側面にある鉄柵がゆがんでいるものや錆び付いているもの、棒が曲がり、隙間が大きくなっているものが目立つという。これが不安定だと、下の車道に落ちたり、側を走る車にぶつかったりする可能性も高まる。同紙の調査の結果、市内の代表的な高架橋で異常がないものは少ない。中央部のミニョコン、南部のロベルト・マリーニョ大通りや西部のフランシスコ・マタラッソやアブラニョン・リベイロ大通りの高架橋といった、知名度が高く、交通量もかなり多いところでも「問題あり」という結果が出たという。高架橋そのものが古くなっている例も多く、惨事の前に対策が必要な気もするが。
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携帯アプリ「メウ・イモーヴェル」が発表したデータによると、子供もいるサンパウロ市民が住んでみたい地域として最も人気があるのは、東部のタトゥアペーだという。その理由はレジャー施設や文化施設、食堂なども多く、スポーツも楽しめるからだ。同地はコリンチャンスのお膝元だ。2位は南部のヴィラ・マリアナ、3位はタトゥアペーに隣接するペーニャだった。このアプリを使って東部の家屋の情報を探した人は利用者全体の38%に及び、同地区への人気が高いことをうかがわせている。
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CPTM11号線で7日夜、エスペジト・ゴメスさん(65)が27歳男性との喧嘩で死亡する事件が起きた。2人は車内でぶつかって口論となった。ゴメスさんは終点のコリンチャンス/イタケラ駅で降車の際、男性を襲おうとして逆に殴り返され、地面で強く頭を打って亡くなった。ささいな口論で死亡事故にまで至るのは悲しい。