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サンパウロ州=30%が肉の消費量減らす=カルネ・フラッカの影響で

 連邦警察が「カルネ・フラッカ作戦」実施後、サンパウロ州では3人に1人が肉の消費量を減らしたことが、ダッタフォーリャの最新アンケートで判明した。11日付フォーリャ紙が報じている。
 3月17日のカルネ・フラッカ作戦は、精肉業者の認可取得や保存の不正などを暴き、肉食を好むブラジル人に大きなショックを与えた。
 10日に発表された調査では、サンパウロ州民1067人に「カルネ・フラッカの後、肉を食べる量は変わったか」との質問が行われた。それに対し、68%の人は「変わらない」と答えたが、30%の人が「減った」と答え、事の重大さをうかがわせた。
 また、「カルネ・フラッカについてはどのくらい知っているか」との問いには、31%が「よく知っている」、45%が「そこそこに知っている」と答え、関心の高い問題であることをうかがわせた。
 さらに「連邦警察は同作戦を適切に行ったと思うか」という質問には70%が「適切に行った」と答え、同作戦が好意的にとらえられていることを示した。「不適切」と答えた人は23%で、12%は「厳しすぎ」と判断したが、9%は「もっと厳しく取締まるべき」と答えている。