コロニア芸能界の元締めの一人としての役割を長く務め、援護協会等の福祉団体で精力的に活動した故・福本千賀人さんの一周忌法要が、今月9日、宮城県人会サロンで行われた。
モジ西本願寺の清水円了主管により法要が執り行われ、親族や友人を含む200人が焼香に参列した。縁の深い友人らが思い出を語り、引き続き、福本さんに相応しく芸能ショーが開催された。
司会業で著名な妻・藤瀬圭子さんらの司会により、法要としては異例だが、故人が喜ぶようにと華やかに歌の宴が繰り広げられた。『北国の春』を全員で大合唱し、素晴らしい雰囲気のなかショーは幕を閉じた。
藤瀬さんは、「彼の面影ばかりで、辛く悲しい毎日だった」と一年を振り返る一方で、「皆様方の温かいご支援と励ましを頂戴し、元気に過ごすことが出来ました」と謝意を述べた。