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サッカー=2019南米選手権はブラジル7都市で開催か=6カ国を招待し、16カ国で争う

2015年チリで開催された南米選手権でのブラジル代表(Rafael Ribeiro/ CBF)

2015年チリで開催された南米選手権でのブラジル代表(Rafael Ribeiro/ CBF)

 2019年にブラジルでの開催が予定されているサッカー南米選手権が、サンパウロ、リオなど7都市8会場で開催される見込みだと、26日付スポーツニュースサイトで報じられた。

 同サイトは、同大会は南米連盟(CONMEBOL)加盟10カ国に加え、他の大陸から6カ国を招待して、16カ国の参加で開催される見込みだとも伝えている。

 南米選手権には1993年より、アメリカやメキシコなど、北中米カリブ連盟所属のチームが招待されてきており、2019年大会も同連盟からの招待が見込まれる。

 また、ブラジル・サッカー連盟は新機軸として、フランス、スペイン、イタリア、ポルトガルなどの欧州ラテン諸国の招待も提案しており、アジアからも招待する可能性がある。

 サンパウロ、リオ、ベロ・オリゾンテ、ブラジリア、サルバドール、ポルト・アレグレの6都市での開催は既に確定しており、残る一つの椅子をフォルタレーザかレシーフェが争うと見られている。現状ではフォルタレーザが有力だ。

 7都市の中で、サンパウロだけが二つのスタジアムを使用する。2014年のW杯や2016年のリオ五輪でも使われたアレーナ・コリンチャンスと、2014年にオープンし、最新の設備を誇るアリアンツ・パルケだ。

 他の都市では、W杯で使われたスタジアムがそのまま使われる見込みだ。

 ポルト・アレグレ市にはW杯会場となったベイラ・リオの他に、2012年オープンのアレーナ・ド・グレミオという設備面では引けを取らないスタジアムもあるが、ベイラ・リオの使用が有力視されている。

 当初より、関係者内部では、開催都市をなるべく、南東部に集中させて、参加チームの移動の負担を少なくするべしとの意見が大勢を占めていた。

 参加国を16にするというアイデアにより、開催都市の数も増やす必要が生じ、サルバドールやブラジリアなど、南東部以外の諸都市も開催地に加えられることとなった。

 2019年南米選手権は最後の奇数年開催となる。CONMEBOLは、翌年の2020年にも南米選手権を開催し、その後は4年おきの開催にすることで、サッカー欧州選手権のように、W杯の中間年に行うイベントにしていく意向だ。 (25、26日付グローボエスポルテより)