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ブラジル南部山あいの町=零下5度で朝が明ける

(Mycchel Hudsonn Lenaghi / São Joaquim Online)

(Mycchel Hudsonn Lenaghi / São Joaquim Online)

 多くの人々には一般に「ブラジルは常夏の国」という印象が持たれているが、ブラジルにも冬は存在する。また北半球の常識では、「北は寒く、南は暑い」だが、これも南半球では逆だ。赤道に近いのは北で、北の方が暑く、南極に近い南の方が寒い。

 ブラジル南部、サンタカタリーナ州内陸部の山岳地帯、セーラ・カタリネンセに位置する、人口2万6千人余りの小さな町、サンジョアキンでは28日の朝、4月としては過去20年間で最低となる零下5・2度を記録した。

 これは市内中心部から15キロ程離れた所にある観測所での記録で、郊外の草原では零下11・4度を記録した。これも4月としてはサンジョアキンで最も低い気温だ。

 今回はまだ雪にはならなかったが、同市を取り囲む草原や路上に停めた車の窓などは、霜で真っ白になっていた。(サンジョアキン・オンラインより)