5月5日は、ポルトガル語を話す国が集まり、祝う「ポルトガル語と文化の日」だ。これにちなみ、サンパウロ市ルス駅では4~6日、音楽や劇、詩、芸術に関するワークショップなどの特別イベントが開催されている。
4日付アジェンシア・ブラジルによると、ルス駅でのイベントは、15年12月の火災で大きな被害を受け、現在は再建作業中のポルトガル語博物館の活動の一環だ。
ポルトガル語を母語とする人は中国語、スペイン語、英語に次ぐ、2億6千万人超だという。
ルス駅はサンパウロ市の歴史を刻む記念すべき場所の一つで、様々な場所から集まり、様々な言語や様々な文化を持つ人々が行き来し、出会う。
サンパウロ市文化局によると、ルス駅でのイベントの目的は、人々の出会いの場所でもある駅で、多様性を経験してもらう事だという。
イベントのプログラムには、駅の中の音を集めたコントラソンや、ポルトガル語に関する情報を集めたパネルの展示、ブラジルの著名な作家の作品の朗読や歌を含む劇、音楽演奏、DJによるプレゼンテーション、ショートスクリプトによる町の紹介、自分達の言葉で町を表現し合うバッテ・パッポ、作家との談話、芸術家達によるワークショップなどが用意されている。
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