週末のリベルダーデ駅の東洋市には、食べ物や雑貨の出店が並んで賑わっていて、太陽堂書店にもたくさんの客が集まっている。多くは非日系人のようだ。
同書店の店長の浦山美千枝さんに聞くと「10年位前から非日系人のお客さんがどっと増えた」と話す。店内で特に目を引くのは手編みや刺繍などの手芸についてのコーナー。漫画よりも広い場所を使っている。
「ブラジルには手芸に関するいい本があまりない。日本の本は縫い方が丁寧に図解されているから日本語が読めなくても買う人が多い」とのこと。話を聞いている間にも若い女性が熱心に立ち読みしている。
漫画・アニメに頼らずに非日系人の関心を引けるという意味で、「日本の手芸」を紹介するのは面白いイベントになりそう。誰か日本から名人を呼んだらどうですか? (陸)
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