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 10日、「埼玉県出身者の集まり」があると聞いて、同県出身の耳子も足を運んだ。出席者は駐在員や、現地採用社員など20~40代が10人ほど。呼びかけ人はブラジル日本商工会議所に勤める吉田章則さん。「今年は埼玉からの移民100周年の節目。日系社会と一緒に何かできないかと模索している」とのこと。埼玉県人会を代表して参加していた森田泰司副会長は、「日本祭りの出店の売れ行きは好調だが、人手が足りなくて困っている。ぜひとも若い皆さんの手を貸してほしい」と協力を呼びかけた。移民が少ない上に、東京に近いせいか、あまり愛県心がないといわれる埼玉。この記念すべき節目を前に、今こそ一致団結できるか。