琉球民謡保存会ブラジル支部(城間伸明(のぶひろ)会長)は、『第10回琉球民謡の祭典』を28日午後13時から、同県人会会館(Rua Tomas de Lima, 72, Liberdade)で開催する。入場無料。
琉球は「歌の国」と呼ばれるほどかつて音楽が盛んで、悲喜交々の歌詞が琉球民謡の特徴だ。三味線の優雅な音色や琉球舞踊など18演目で構成され、各々が日々の練習成果を披露する。
祭典には、14から80歳までのさまざまな年代の会員約180人のうち、100人近くが出場する。バウルーやカンピーナス、サントスなどの支部からも駆けつける。
また、来月に母県の本部で開催される祭典には、ブラジル支部代表2人が参加するといい、琉球放送でも放映される予定だ。
来社した城間会長、仲村善勇(ぜんゆう)実行委員長は、「先人が伝えてくれた琉球民謡を是非身に来て頂き興味を持ってもらえれば」と呼びかけている。
同日は、婦人会によるお手製の沖縄そばやサーターアンダギーなども販売される。問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。