24日午前11時53分配信エスタドン・コンテウド電子版などによると、配車サービス用の携帯アプリケーション「99」を提供するリオ市の新興ブラジル企業「99 Taxis Desenvolvimento de Softwares LTDA.」(パウロ・ヴェラス代表取締役社長)が24日、通信事業などを展開するソフトバンク社(孫正義代表取締役社長)から1億米ドル(約3億2500万レ)の投資を受けたことを発表した。
99社は今回調達した資金を、99社専用の車両配車サービス(タクシー99)を強化し、ラ米地域への進出を計画していることも明かした。
配車サービスアプリケーション「99」は2012年にタクシー配車用のアプリとして作成された。現在では、米国の自動車配車サービス「Uber」のように一般人の登録者が自家用車で利用者を目的地まで運ぶサービスも展開している。
99社は同社サービスのドライバー登録者は20万人以上、利用者は1400万人以上と発表した。今回の取引は経済防衛行政審議会(Cade)ほか関係当局の審査済みだという。
先月28日にも同様の配車サービスを行う中国のDidi Chuing社が、「ソフトバンクなどから55億米ドルの資金を調達した」と発表していた。
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