『Convivio Social – Cultura Japonesa – Regras Basicas para Boa Ralacoes』(栗原章子・菊池渡共著)と『Pequena HISTORIA DO JAPAO(日本小史)』(栗原章子・西澤紘子共著)の2冊が出版された。
『Convivio Social』は、日本文化に対する疑問を解決するために基本的な行動やマナーを一冊にまとめもの。日伯文化連盟(アリアンサ)で30年以上、日本語教師を務めた栗原さんならではの視点や体験が活かされている。
共著者の菊地さんは「当地で香典をもらった際のお返しをどうすればよいのかなどを気にする人は多い。日本での基本的な行動、習慣を学ぶ助けになれば」と話した。
『Pequena HISTORIA DO JAPAO』は日本の歴史について日ポ両語で紹介する。09年に出版されていったんは絶版に。再販を希望する声が多かったため、今回改定版を発行した。旧版の内容に加え、年表や日本人移民史、同時代のブラジルの歴史が追加されている。
栗原さんは「漫画や歴史ドラマを見る人を想定して書いた。漢字には振り仮名が付いているので、幅広い人に手にとって欲しい」と呼びかけた。リベルダーデ区の各日系書店で取り扱っている。『Convivio Social』は25レアル。『Pequena HISTORIA DO JAPAO』は40レアルから。
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