サンタクルス病院と筑波大学、サンパウロ総合大学(USP)医学部、日本学術振興会(JSPS)が9日午後1時~午後8時、第1回日伯学術セミナーを共催する。テーマは「アルボウイルス、陽子線治療と脳神経外科」で場所はUSP医学部講堂(Av. Dr. Arnaldo, 455, Cerqueira Cesar)。進行は英語となる。
サンタクルス病院と筑波大学は昨年9月に協定を結んでおり、人材交流や技術の交換などで両機関の医療分野の強化を目指している。
講演会では筑波大学の永田恭介学長、筑波大学付属病院の松村明病院長、脳神経外科部長マノエル・ヤコブセン教授、USP医学部国際部長アルイジオ・アウグスト・コチリン・セグラード教授、同大法学部二宮正人教授らが発表する。
案内のため来社したサンタクルス病院石川レナト理事長、筑波大学サンパウロオフィスの八幡暁彦コーディネーターらは「今回の講演会は、サンタクルス病院をブラジルの医療・介護分野における代表的機関へ成長させる第一歩にもなる。病院としても初めての試みで、高レベルの講演会となります。興味のある方はぜひ参加してください」と呼びかけた。
問い合わせ、申し込みはサンタクルス病院(11・5080・2057)まで。