ホーム | イベント情報 | 移民祭り4日から開催=39カ国の郷土料理披露

移民祭り4日から開催=39カ国の郷土料理披露

 サンパウロ州立移民博物館(Museu da Imigracao do Estado de Sao Paulo)は4、10、11日の午前10時~午後5時の間、伝統の『第22回移民祭り』を開催する。場所はサンパウロ市モッカ区の同博物館(Rua Visconde de Parnaiba, 1316)で、入場料10レ。メトロのブレッセル・モッカ駅から徒歩10分。
 この移民祭りは、日系をはじめブラジルに移住した50カ国以上のコミュニティーの文化や歴史を称えるために開催されており、昨年は2万2千人の来場者があった。
 39カ国から44店舗の郷土料理、約21カ国の工芸品の販売が行われるほか、45グループが舞踊や民謡など伝統芸能を披露する。10日午後2時からは天竜和太鼓の発表もある。
 「サボール・パウリスタ」では、パレスチナのムサカーンやインドのマトンカレーなど13カ国の民族料理の調理方法が実演紹介される。
 他にも、ブルガリアのバラの鉛筆作りや、日本の芸者の形をした栞作りなど、各国の工芸品や踊りのワークショップも行われる。また世界の歴史について学ぶための子供向け体験スペース「Faz e Conta」が設けられる。
 問い合わせは同博物館(11・2692・1866)まで。