ブラジル北東部のバイア州サルバドール空港で12日、国税庁が未申告で不正輸入した、米国発の品4トンを押収した。
国税庁が13日に発表したところによると、押収された品はマイアミから送られており、総額500万レアルに相当するが、申告されたのはわずか2万レアル分だけだったという。
輸入された品は、バイア州のプラスチック加工業者宛で、「機械の部品や機械の一部」と書かれていたにも関わらず、実際には、高額の医療機器やスマートフォン、コンピューター、ワイン、サプリメント、化粧品、時計、服、サングラス、つり道具、自動車の部品などが含まれていた。これらの商品は、名前とコード番号入りの箱に分けて入れられていたという。 国税庁によると、これらの品は申告内容を偽って不正に輸入されたために、没収されるという。
国税庁は今後、不正輸入に関わった責任者を特定し、検察に告発する意向だ。