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《南米サッカー》リベルタドーレス杯の組み合わせ発表=ブラジル勢6チームの相手は?

17年リベルタドーレス杯 グループリーグのグレミオ対サモラ戦より(Lucas Uebel/Gremio FBPA)

17年リベルタドーレス杯 グループリーグのグレミオ対サモラ戦より(Lucas Uebel/Gremio FBPA)

 14日夜、サッカーのクラブチーム南米一を決める、リベルタドーレス杯のベスト16以降のトーナメントの組み合わせ抽選が行われた。
 ベスト16に進出したブラジル勢6チームの対戦相手は以下の通りだ。アトレチコ・ミネイロ対ホルへ・ウィルステルマン(ボリビア)、アトレチコ・パラナエンセ対サントス、バルセロナ(エクアドル)対パルメイラス、ナシオナル(ウルグアイ)対ボタフォゴ、ゴドイ・クルス(アルゼンチン)対グレミオ。
 アトレチコ・パラナエンセとサントスは同国対決となるため、ベスト8の内、1チームは必ずブラジル勢が残ることが決定している。なお、この勝者は準々決勝でバルセロナ(エクアドル)とパルメイラスの勝者と対戦する。
 パルメイラスがエクアドルを降して準々決勝に進出すれば、その時点でベスト4の座の一つは必ずブラジルのチームになる。
 4チーム中3チームがブラジル勢となったブロックを勝ち抜いたチームは、準決勝で(ナシオナル対ボタフォゴ)と(ゴドイ・クルス対グレミオ)のブロックの勝者と戦う。
 つまり、このブロックにもブラジル勢2チームが入り、準決勝でブラジル勢同士の対戦が実現する可能性も存在する。
 一方、トーナメント表の反対側の山を見ると、ブラジル勢はアトレチコ・ミネイロしかいない。こちらのブロックにはリーベル・プレイト、サンロレンソ、ラヌスと、アルゼンチン勢が3チーム固まっている。この内、リーベルは2015年、サンロレンソは2014年の南米覇者だ。
 このブロックにはそのほか、先述のホルへ・ウィルステルマンや、ストロンゲスト(ボリビア)、エメレック(エクアドル)、グアラニー(パラグアイ)がいる。前回王者アトレティコ・ナシオナルなどのコロンビア勢は、今回はベスト16に残れなかった。
 リベルタドーレス杯はこれまで、短期間で集中的に試合を行い、7月には全日程を終了していたが、今年からは11月まで試合が行われることになった。決勝までは8月に欧州チームへの移籍期間があり、チーム力を保つ事に苦労するチームも出てくるだろう。
 最近3シーズンは決勝進出さえもないブラジル勢としては2013年のアトレチコ・ミネイロ以来、4年ぶりの優勝を狙いたい。