先週末のエポカ誌のインタビューで、またしてもブラジルを混乱に巻き込んだジョエズレイ・バチスタ氏。だが、同氏が大きな証言をすればするほど、同時に矛盾点や不明点も指摘される状態が続いている。その一方で、同氏が巨額な贈賄をしたにもかかわらず、デラソンをしたおかげで、逮捕もされず野放しになっていることに苛立つ国民も多く、JBS社のイメージも下がるばかり。デラソンやメディアの取材に答えるなら答えるで、ジョエズレイ氏にはしっかりとした確実な言動をして欲しいところ。同氏の言動でデラソンの信憑性が崩れると、今後のラヴァ・ジャットの捜査にもダメージを及ぼしかねない。
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元サンパウロ市市長で、軍政時代の最後の大統領候補としても知られる現役の長老下院議員パウロ・マルフ氏(85)が20日、フランスの裁判所で資金洗浄の容疑で、3年の実刑判決を受けた。マルフ氏は5月にも、ブラジルの最高裁で同じく資金洗浄の容疑で7年9カ月の実刑判決を受けている。「セニョール賄賂」の異名をとりながら逮捕されず、「自分はメンサロンやラヴァ・ジャットとも無縁だ」と豪語してきた同氏だが、徐々に逃げ切れなくなってきたか。
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現在、ブラジル各地では6月祭り(フェスタ・ジュニーナ)が行われ、ピーナッツやとうもろこしなどを使ったお菓子を方々で目にする。だが、20日付アゴラ紙によると、ポップコーンの価格はこの1年のインフレ率4・05%の3倍にあたる13%、フバーに至っては17・83%あがったという。世知辛い現実はこんなところにもある。
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