サンパウロ日本人学校(吉田直人校長)が10日、『学校創立50周年記念運動会』を同校運動場で開催した。イビウーナ日本語学校の生徒24人を招待し生徒や教師、保護者間の交流も行われた。
生徒らは「ブラジルと日本の架け橋」をテーマに、ブラジルで学べる喜びと感謝の気持ちをイビウーナの盆踊りで伝えた。盆踊りの歌と太鼓・囃子をイビウーナ校の生徒らが担当し、サンパウロ校とイビウーナの生徒、保護者ら総勢約500人で「相馬盆歌」と「炭坑節」に合わせ踊った。
4月にイビウーナ学生寮で行れた中学部の宿泊学習の際、サンパウロ校の生徒が歌と踊りをイビウーナ校の生徒から教わった。その生徒が日本人学校の小学生、保護者に伝え、運動会当日は保護者も盆踊りに参加し、全校での盛大な盆踊りの成功に繋がった。
吉田校長は「今後も日系社会との関わりを大切にしていきたいと考えている」とし、イビラプエラ公園で18日に行われた日本移民追悼慰霊碑での法要に、同校生徒と保護者の約50人が参加した。
タグ:サンパウロ