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200人で沖縄の伝統を演奏=「時の鼓魂」サンパウロ州6公演

来社した皆さん

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 「レキオス芸能同好会エイサー太鼓(大嶺初枝会長)の15周年と、玉城流小太郎会ブラジル支部(同支部長)の20周年を記念した公演「時の鼓魂(こだま)」が、7月2日からサンパウロ市、サントス市、マリア市で計6回行われる。
 数十人の一団が「身体をひねる、しゃがむ、飛ぶ、回転する」という踊るような振り付けをしながら、「締め太鼓」や「パーランク」(手持ち太鼓)を打ちながら演奏するのがエイサー太鼓の特徴。玉城流は、古来の伝統を受け継ぐ玉城盛義氏によって創設された流派で、大嶺さんが当地での普及活動を行う。
 大嶺代表は「約200人の演者が関わっているとても大掛かりなもの。沖縄の文化を受け継ぎたい三、四世が多くいて、日本からも10人が参加します。ブラジルに流れるウチナーンチュの血を感じてください」と来場を呼びかけた。
 7月2日はサンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂(Rua São Joaquim, 381)で午前11時からと午後4時から2回公演。4日はサントス市ビラマチアス区のAssociaçao Atlética Atlanta(Rua Comendador Martins, 114)で午後8時から。
 7日は「第20回日本祭り」(サンパウロ・エキスポ、Rodovia dos Imigrantes, km 1.5)で午後4時55分からと午後7時35分から2回公演。8日はマリリア市マリアパウラ区のTeatro Sagrado Coração de Jesus(Rua Bernardino de Campos, 350)で、午後8時から。
 2日の文協公演のみ入場券(50レアル)の購入が必要で、リベルダーデ区の文協(Rua São Joaquim, 381、11・3208・1755)、同区のブラジル沖縄県人会(Rua Dr. Tomas de Lima, 72、電話11・3106・8823)、ビラカロン区の日本品(Rua Juno, 125、電話11・2942・8096)、同区のうりずん(Av. Conselheiro Carrão, 2673、電話11・2092・6191)、ビラ・ノバカショエリーニャ区のKeikos Modas(Av. Itaberaba, 5095、電話11・3851.9944)の5カ所で販売している。
 4日のサントス公演では食品1キロ(生もの以外)、8日のマリリア公演では牛乳1パックを寄付すれば鑑賞できる。