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《ブラジル》3~5月期の失業率13.3%と発表=失業者の実数は1380万人

 ブラジル地理統計院(IBGE)が6月30日、全国家庭サンプル調査(PNAD)による3~5月の失業率は13・3%だったと発表したと、同月同日付伯現地各サイトが報じた。
 これは2~4月の失業率13・6%と比較すると若干のマイナスだが、昨年比では2・1%の上昇だ。IBGEによると、今回の結果は2014年以来の2期連続での失業率減少だが、2012年統計開始以来、3~5月期の数字としては最大の値だ。
 今年3~5月の就業率は、54・7%だった昨年同期比マイナス1・3%ポイントの53・4%で、統計開始以来最低だった。
 PNADによると、3~5月の失業者の実数は1380万人で、16年12月~今年2月期比ではほぼ横ばい。昨年同期比では2割増だった。
 3~5月の就業者実数は8970万人で、こちらも16年12月~今年2月期比ではほぼ横ばい、昨年同期比では1・3%減だった。
 また、3~5月の正規雇用者数は3330万人で、16年12月~今年2月期比1・4%マイナス、昨年同期比では3・4%マイナスだった。
 3~5月の各就業者の平均収入は月2109レで、16年12月~今年2月期の2102レ、昨年同期の2062レと比べ、ほぼ横ばいだった。