パラナ州110周年記念祭典委員会(西森ルイス祭典委員長)は、日伯両国の国花である桜と黄色いイペーを模り、友好親善を象徴した『記念ロゴマーク』の発表式を23日、ロンドリーナ市の日伯文化連盟で行った。
式典は、昨年11月に着任した佐藤悟駐ブラジリア大使の訪問に合わせて執り行われ、木村元在クリチバ総領事、パラナ日伯文化連合会の上口寛会長ほか、日系各団体代表者らおよそ350人が駆けつけた。
今年一月、パラナ日伯文化連合会の定期総会でサンパウロ市より一足早く発足した同委員会。式典では、移民110周年の目玉企画として、『移民110周年展示会』を7月19日から22日にかけマリンガ市内で開催することが発表された。
4日間の間には、芸能公演や子供広場、日本食や手工芸品、進出企業のブースなどが設けられる予定だ。西森祭典委員長は、「次世代を担う子供や若者に日本の伝統を保存してゆくことの重要性を喚起していきたい」と意気込みを見せた。