「ルアナ・ドン」との愛称で親しまれ、TVレポーターとしても知られていた女性弁護士のルアナ・デ・アルメイダ・ドミンゴス容疑者(32)が4日、サンパウロ州海岸部のイーリャベーリャにある親類の家にいるところを逮捕された。同容疑者は州都第一コマンド(PCC)に関与している弁護士の一人で、収監中のリーダーたちからの命令を外部の構成員に伝える、伝書鳩の役割などを果たしていた。警察は8カ月前から行方を追っていたが、彼女は昨年11月から、発見された家に身を隠していた。彼女には賞金が出ており、武器密輸者の「近くに住んでいる」との情報で捕まった。彼女がPCCに至るまでに何があったのかも気になるところだ。
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リオのファヴェーラで妊婦が腹部を撃たれ、9カ月だった胎児が危険な状態にいることは4日付本頁でもとりあげたが、4日、またしてもリオのリンス・デ・ヴァスコンセロスのファヴェーラで、警察と麻薬の運び屋の銃撃戦に巻き込まれ、ヴァネッサ・サントスちゃん(11)が頭を撃たれて死亡した。リオのファヴェーラでは1週間足らずで4人目の犠牲者が出ている。一体、何が起こっているのか。
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4、5日と最低気温が10度を切り、体感的には冬の寒さを体験中のサンパウロ市。夜遅くや寝起きには思わず毛布で身体をくるみたくなるような日々だが、予報によるとこの寒さは今日までで、明日からは陽気が戻り、最高気温も21度位まであがるという。サンパウロ市での7月の最高気温の平均は22度なので、そんなに暖かいとはいえないかも知れないが、厳しい冷え込みの後は太陽がより暖かい。