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 今週末の日本祭りに向け各県人会は準備の真っ最中。そんな中、大分県人会の名物「鶏めし」を試食する機会があった。鶏めしは20年前に料理漫画で紹介されたのを皮切りに一躍有名になった。その後、同県人会が日本での話題を聞きつけてメニューに取り入れ、今では「だんご汁」と双璧をなす人気だとか。同県人会の伊東信比古さんは「今はインターネットでレシピを調べてすぐ作れる」と話す。とはいえ、食欲をそそるにんにくと香辛料による味付けは独自のもので「研究を重ねた味。すぐには真似できない」と付け加えるのを忘れない。趣向を凝らした料理が並ぶ日本祭り。今週末も寒さが続くらしいから、温かい料理をぜひ楽しんでみては?
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 ジャパン・ハウス(平田アンジェラ館長)の特別企画展示『竹―日本の歴史』は9日まで。そのフィナーレに相応しく、7、8日には、同館2階に飾られている田辺竹雲斎さんの作品『コネクション』の解体セレモニーが行われる。接着剤を一切用いずに、縄文時代から受継がれてきた伝統的技法だけで編みこまれた約5千本もの竹ひごからなる作品を解体するというもの。田辺さんによれば、一度制作し展示が終了すると解体され、元に戻った竹ひごは次の作品へと循環される。これこそが「未来へ繋ぐアートの形」だという。次の展示は、隈研吾氏の建築展が17日から。株式会社「竹尾」の『紙』に関する展示が29日から開催予定。引き続きブラジル人の関心を引くことができるか、次の展示にも注目したいところ。