苦戦するコチア青年＝「大事な親睦の機会」

コチア青年連絡協議会の皆さん

　第８回日本祭りから１２回連続で出店しているコチア青年連絡協議会。会場運営がフランス系に替わって大規模改修した昨年から少々、苦戦しているという。

コチア青年連絡協議会の皆さん

　前田進会長（７１、富山県）は、「駐車場が遠くなったから、大きな鉢物の花とか、重い野菜とかをめっきり買ってくれなくなった」と嘆く。「ここで売っている商品は、コチア青年の仲間がボランティアで寄付してくれたものばかり。売り上げの一部は日系福祉団体に寄付している」。
　それでも、仲間が集まって一緒に販売するのは楽しい。「これは僕らの親睦の大事な機会でもある。今回も４０％ぐらいは二世がやってくれている。徐々にこの活動も若い世代に渡したい」。