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コリンチャンスファンがパルメイラスファンを殺害=ビジターチームファン入場禁止措置も効果なく

 12日夜にサッカー全国選手権第13節のパルメイラス×コリンチャンス戦が行われた。
 サンパウロ市を本拠とする両チームの対戦は、ファンが特別なライバル意識を燃やす対戦として知られているが、その情熱がまた間違った方向に出てしまった。
 試合後の13日未明に、コリンチャンスファンとパルメイラスファンが喧嘩になり、コリンチャンスファンがパルメイラスファンを刺殺してしまったのだ。
 パルメイラスファンのレアンドロ・ザーニョ氏をナイフで刺殺した容疑がかけられているのは、コリンチャンスファンのアンデルソン・アンドラーデ容疑者だ。
 同容疑者は24歳の機械工で、殺人と傷害容疑で告発された。事件現場管轄の第91署に拘留されている。
 喧嘩はパルメイラス×コリンチャンス戦の終了した12日の夜11時40分頃に発生した。
 サンパウロ市に隣接する、サントアンドレ市に住むレアンドロさんは、友人と車で帰宅する途中で、サンパウロ市中央部にあるタイヤ店の前を通りがかった。
 タイヤ店の中にいたコリンチャンスファンの一団が、レアンドロさんがパルメイラスファンであることに気づいて挑発したため、それが喧嘩に発展し、下車したレアンドロさんがナイフで刺された。レアンドロさんは病院に運ばれ、緊急手術を受けたが、13日朝、息を引き取った。レアンドロさんには3人の子供がいる。
 身元の判明しているアンデルソン容疑者以外の容疑者も1人、タイヤ店で逮捕された。警察は反抗に使われたナイフと、鉄の棒を押収した。
 サンパウロ市を本拠とする、コリンチャンス、パルメイラス、サンパウロFCと、サントス市を本拠とするサントスFCの対戦は、歴史的経緯から、ファンの対抗心も強く、クラシコ、またはダービーと呼ばれる。
 昨年4月にコリンチャンスファンとパルメイラスファンの喧嘩が起きて、現場にいた無関係の人が流れ弾にあたり死亡した事件後、サンパウロ州内で行うクラシコではホームチームの観客しか入場させず、ビジターチームファンの入場を禁止する措置がとられた。
 ただし、ホームチームのファンを装い、敵地でのクラシコを観戦する人は後を絶たない。また、試合当日に試合会場で敵チームファンの入場を禁じても、今回のように会場外で喧嘩が起きるケースもあり、ファン同士の喧嘩は終息の兆しをみせていない。(13日付G1サイトより)

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