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靖国・ド・ブラジル慰霊祭=6日、小野田寛郎三回忌も

左から京野さん、上妻さん、作本さん、渡部会長

左から京野さん、上妻さん、作本さん、渡部会長

 靖国・ド・ブラジル(渡部一誠会長)は『慰霊祭』を8月6日午前9時半からブラジル旧兵士協会(Rua Santa Madalena, 46, Bela Vista)で開催する。
 上妻博彦神主が神道式セレモニーを執り行う。第2次世界大戦に参戦したブラジル遠征軍から現在の国連平和維持活動で殉死した兵士までに加え、靖国神社に祀られた英霊、日本移民の開拓先亡者も含む合同の慰霊祭だ。
 同会は54年に「サンパウロ靖国講」として設立され、移民百周年を迎えた08年に「ブラジル靖国英霊奉祭会」に改名、移民先駆者の慰霊を始めた。12年8月15日から現在の名称になった。
 渡部会長、上妻さん、作本登実子さんらが案内に訪れた。京野吉男さんは「当日は〃最後の日本兵〃小野田寛郎三回忌、最後の二世遠征軍参戦兵士だった児玉ラウル三回忌の黙祷もする。ぜひたくさんの方に参加してもらい、共に祈ってほしい」と呼びかけた。問い合わせは、同会(11・5579・3581/yasukunidobrasil@gmail.com)まで。