ハンガリーのブダペストで開催されている世界水泳で、ブラジル人女性スイマー、アナ・マルセラが、オープンウォータースイミング(OWS)女子25キロ部門で金メダルを獲得した。
バイーア州出身のマルセラ(25)は21日、オープンウォータースイミングでもっとも長い、25キロ部門で、5時間21分58秒4の記録で優勝した。
オープンウォータースイミングは、ブダペストから130キロほど離れた、バラトン湖で行われた。
マルセラは5キロ部門と10キロ部門でも銅メダルを獲得しており、これで女子オープンウォータースイミングの3部門全てでメダルを獲得したことになる。
ブラジル・ウォータースポーツ連盟によると、マルセラは上手く体力を温存し、最後に全てのライバルを抜き去って、優勝を決めた。
マルセラは、競泳選手の父と、体操選手の母の間に生まれた。21日の優勝によって、彼女はオープンウォータースイミング女子25キロ部門での優勝回数を3回に伸ばした。
最初の優勝は2011年の上海大会の時で、2回目は2015年のカザン大会の時だった。
マルセラは、11年上海、13年バルセロナ、15年カザン、17年ブダペストの世界水泳と、10年カナダのロベルバルでのオープンウォータースイミング世界選手権の都合5大会で、メダルを獲得しており、その総数は10に達した。
世界水泳は今月14日から30日まで開催されており、2千人以上の選手が参加している。同大会では競泳の他にも、水球、オープンウォータースイミング、飛び込み、シンクロナイズドスイミング、ハイダイビングの競技が行われており、ブラジルは60人の選手団を送り込んでいる。(21日付アジェンシア・ブラジルより)
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