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リオ州ペゾン知事、高級スパ行きを否定=「治療しなければ死んでいた」と弁明

フェルナンド・ペゾン、リオ州知事(Fernando Frazão/Agência Brasil Doação)

フェルナンド・ペゾン、リオ州知事(Fernando Frazão/Agência Brasil Doação)

 20日の午前中、ブラジリアで、リオデジャネイロ州の治安維持要員を増強する事を決める会合が、テメル大統領、ラウル・ジュングマン国防相、体調不良で休職中のフェルナンド・ペゾン・リオ州知事らの出席のもとで行われた。
 ペゾン知事はその会合後の会見で、体調不良で休職しながらリオ州の高級スパに行っていたのではないかとの記者団からの質問に対し、「私はスパに行ったのではない。入院していたんだ。もし適切なケアを行っていなかったら自分は死んでいたかもしれない」と答えたと、20、21日付現地紙サイトが報じた。
 「私はちゃんと病院に入院していた。腫瘍が8個も出来ているんだ。医者の指示に逆らって、昨年10月に退院して公務に戻っていた。せめて今年2月か3月まで退院するな、静養しろというのも聞かずにだ。もう筋力もだいぶ落ちた。この2年半、13日しか休んでいない。全て治療のためだ。入院費を自分で払った支払いの証明もある」と語った。
 同知事はまた、2月にリオ州議会がリオ州水道公社(Cedae)民営化を決めたことと引き換えに、連邦政府が州に35億レアルの融資を約束している事などをあげ、その資金を使い、遅れている州公務員の給与を8月末までに支払いたいとの意向を示した。