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 日本ブラジル中央協会(東京都港区)の機関紙『ブラジル特報』1639号が7月に刊行された。昨年まで伯日商工会議所会頭を任じてきた村田俊典双日ブラジル会社会長の「ブラジル貿易における真のボトルネック」は、20年もの長いブラジルとの体験を反映した深い見方にあふれている。事業開始から63年にもなるブラジル・パイロットペン(村松正美社長)の新たなる挑戦を記した一文にも、襟を正したくなる。同紙編集人・岸和田仁さんによる「カントニオ・カンディド/ブラジル的価値を批判的に評価した知識人の死」は、いつもながら考えさせられるコラムだ。前月号以前は同サイト(nipo-brasil.org/tokuho)でPDF版を無料閲覧できる。