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東西南北

 本日付本頁で報じた労働者党(PT)によるベネズエラのマドゥーロ政権支持の話は、ラヴァ・ジャットでついたダーティなイメージを悪化させかねない要素をはらんでおり、大統領選の世論調査にも響きそう。特に、反共、極右路線のジャイール・ボルソナロ氏の支持者は飛びつきそうな話だ。ただ、ボルソナロ氏も、かねてから衆目を集めている諸々の差別主義的行動や擁立政党の規模の問題に加え、「26年の下議人生で成立させた法案は2件のみ」という、頼りない事実も報道され始めている。右を向いても、左を向いても、真ん中を見ても問題山積みのブラジル政界。1年後の今頃は果たしてどうなっているか。
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 21日夜、サンパウロ市南部グラジャウーのアパートで、57歳の男性が自室で殺害される事件が起きた。近隣住民から「誰かが助けを求めていた」と知らされた門番が警備員と駆けつけたところ、男性はテープで口をふさがれており、頭や首にはガラス瓶で出来た傷があったという。現場からは1カ月前から同居していた21歳の息子夫婦が2歳になる孫を連れてバラバラに出てきたのが確認されており、子供連れで逃走中と見られている。殺害の動機は父親の貯金だったのではと推測されている。
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 先週は今年一番の冷え込みを見せたサンパウロ市だが、週末からは徐々に暖かくなってきた。予報だと今週は、最低気温が10度前後の日はあるものの、最高気温が25度前後と日中はかなり過ごしやすくなるようだ。なお、8月上旬まで雨がほとんど降らないようなので、こまめに水分補給をして、風邪をひかないよう心がけたい。